きらめ樹基金とは、NPO法人森の蘇りが設置した、要間伐林をきらめ樹(皮むき間伐)していくための労働賃となる寄付金です。
間伐を進め、志ある人々の森仕事を作り出していくために、「きらめ樹基金」へのご寄付をお願い申し上げています。
日本全国に広がる要間伐林の面積は、最も大きな推定値で1,400万ha(ヘクタール)。
この間伐は、林業のプロだけでは日本中の森には手が足りません。
これを解決していく一案として、私たちは、どなたでも作業に参加できる、きらめ樹(皮むき間伐)を「緑の雇用」の場として、県の緊急雇用対策事業など、行政や各種助成団体に提案をしてきました。
しかし現在、行政が雇用の場として皮むき間伐に予算をつける動きにはなっていません。
1,400万haの間伐は、国民一人当たりでは生涯で140本で完了します。
成人男性が一日20本のきらめ樹(皮むき間伐)をすれば7日で国民の一人分を間伐し、日当1万円になります。
現在、きらめ樹基金では準備も含めて間伐1本500円の労働賃を設定しています。
このやり方でも1ha当たりの間伐経費は、作業道をつけて重機を入れる通常間伐の約8割と試算しています(重機にかかる経費は含んでいません)。
きらめ樹では大切な人財に支払われる賃金がほとんどです。
日本の森をより豊かにして次の世代に手渡すために、誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分たちの手で森仕事の輪をつくってゆきます。
自分たちで間伐し、その間伐材を商品として街に届ける森仕事の輪は、今やっとつながりはじめたばかりです。
森へ出かけることは、今はできないけれどという方も、街からつながることができます。
きらめ樹基金へのご寄付を通じて、日本と世界の、未来の森への応援、森仕事をしたい若者の応援をすることができます。
きらめ樹基金は、国民全員が年間13本を皮むきすることを10年間続ければ日本中の森が蘇る計算をもとに、一本の皮むきを500円のワークとして、500円×13本でひとくち6,500円を、支援したい地域に寄付していただく仕組みです。
ひとくち6,500円(きらめ樹間伐13本分)より、ご協力を賜れましたらば幸いです。
■郵便局に備え付けの郵便振替用紙に、以下をご記入の上、ご支援お願いいたします。
口座記号番号:00820-6-151000
加入者名:特定非営利活動法人森の蘇り
お振込み後、確認のお返事を差し上げたく存じますので、通信欄に以下ご記入下さい。
●お振込金額 6,500円 × ○くち分
●協力対象都府県名、もしくは、協力対象団体名
●メールアドレスまたはお電話番号
日々、多くの方々のご協力を賜り、ここまでやっと歩んでまいりました。
心より深く感謝申し上げます。
平成30年3月吉日
NPO法人 森の蘇り
理事長 大西 義治